ホルムズ海峡は完全封鎖されず 多数のタンカーが追跡逃れ航行
多くの主要メディアが「イランがホルムズ海峡を封鎖している」と報じる中、ある調査機関が現地で実態を調べたところ、実際には多数のタンカーが応答装置を停止するなどして追跡を逃れながら海峡を通過し、原油を外部へ輸送していることが分かった。
アメリカの独立系投資調査会社シトリーニ・リサーチはこのほど、主要メディアの報道とは異なる実態を示す報告書を公表した。
同社は3月、アナリスト1人をオマーンに派遣し、1万5千ドルの現金のほか、録音機能付きのサングラスや隠しカメラ、キューバ産葉巻などを携行させて現地調査を行った。そのアナリストは一時、危険を冒してホルムズ海峡周辺で調査し、現地で直接情報を収集したという。
関連記事
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る
副大統領は、時期はイラン当局者がいつ出席できるかに一部依存すると述べた。軍事封鎖解除の一方で、イランの出方を見極める米国の姿勢が焦点だ
イラン戦争と和平合意をめぐる混乱の中、著名軍事史家のビクター・デイビス・ハンソン氏は、トランプ政権の対応に対する批判にはいくつかの誤解があると指摘した
米イラン了解覚書の14項目が判明した。対イラン制裁停止、IAEA監視下での濃縮ウラン処理、60日間の検証期間に加え、中国共産党政権による制裁の抜け穴利用を封じる狙いもある
米イランが19日に協定署名へ。だが真の試練は「合意の実効性」か。過去の閉鎖リスク再燃の懸念も