トランプ大統領 (Photo by Jim WATSON / AFP via Getty Images)

トランプ氏「NATO大規模再編」を画策か

イランとの戦争に直面する中、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国は冷淡な傍観姿勢を貫いている。トランプ米大統領は火曜日、特に英仏両国を名指しで批判した。また、スペインとイタリアも米軍機の領空通過や着陸を拒否している。ルビオ米国務長官は、戦後、トランプ政権はNATO同盟との関係を再評価すると警告した。この戦争は、第二次世界大戦後最大の軍事同盟の危機を、予期せぬ形で引き起こす可能性がある。

トランプ大統領は火曜日の投稿で、イラン政権の壊滅問題において、同盟国であるイギリスとフランスが傍観していると名指しで非難した。

さらに、スペインは月曜日、イラン攻撃作戦に参加する米軍機に対して領空を閉鎖すると発表した。この動きは、米軍による共同軍事基地の使用を拒否したこれまでの決定よりも、さらに深刻な事態であると受け止められている。

▶ 続きを読む
関連記事
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
米軍がイラン国内やホルムズ海峡周辺で防衛的攻撃を実施した。自爆型ドローン4機を撃墜し、管制局を破壊した。米国政府高官は、この行動について停戦合意には違反せず、停戦維持を目的とした抑制されたものと強調した
CSISの分析によると、イラン・ウクライナ戦への対応で米国の兵器在庫が枯渇。トマホークやパトリオット等の補充に3年以上を要し、西太平洋での対中防衛に脆弱性が生じている。一方、中国側も実戦経験不足という弱みを抱える
ホン・カオ米海軍長官代行は、トランプ政権がイラン紛争向けの兵器を優先するため、台湾への大規模な武器パッケージを延期していると述べた