2020年1月28日、華為のロンドン拠点(DANIEL LEAL-OLIVAS / AFP via Getty Images)

ファーウェイ 独で先端人材を引き抜き スパイ活動と情報流出に懸念

ドイツのフラウンホーファー・ハインリヒ・ヘルツ研究所(HHI)の所長を務めていたマルティン・シェル氏は先月、リンクトインでHHI所長を辞任したことを明らかにし、3月からファーウェイの海外研究拠点で研究開発責任者に就任したと発表した。これを受け、ドイツ政界の一部で懸念が強まっている。

HHIはドイツのフラウンホーファー研究機構傘下の研究機関で、同機構はヨーロッパ最大の応用研究機関として知られる。ドイツの技術革新を支える中核機関でもあり、光デバイスやフォトニック集積回路の開発分野で世界をリードしている。

フォトニック技術は、電流の代わりに光を利用する技術で、民生用電子機器、医療用画像診断、高速光ファイバー通信、レーザーなど幅広い分野で活用されている。シェル氏はこれまで、ベルリン工科大学で光学・光電子集積分野の教授も務めていた。

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