小林製薬 物言う株主の改革案退ける 紅麹問題巡り対立も会社側方針支持
小林製薬は27日、大阪市内で第108期定時株主総会を開催した。筆頭株主である香港系投資ファンド「オアシス・マネジメント」が提案した経営改革案は、採決の結果、反対多数で否決された。時事通信などが報道した。
オアシスは「物言う株主」として知られ、同社株式の13.7%を保有する。紅麹配合サプリメントによる健康被害問題への対応が不十分であると批判し、経営の透明性向上に向けた改革を求めていた。具体的には、「創業家の影響からの真の脱却」を掲げ、社外取締役が取締役会議長を担うよう定款変更を要求したほか、創業家出身の小林章浩元社長が取締役に留まることにも反対姿勢を示していた。
これに対し会社側は、外部から招聘した大田嘉仁会長が既に議長を務めているとして、定款変更の必要はないと説明した。会社側が提出した取締役選任案は可決され、オアシスの提案は支持を広げなかった。
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