イランの精鋭部隊「革命防衛隊」は、イラン政治において多大な影響力を有するとされる。(新唐人)

イラン政治で革命防衛隊の影響力が急拡大 交渉姿勢が強硬化=情報筋

24日、イラン各地で爆発音が相次いで確認された。イスラエルは、一晩で50カ所以上の目標を攻撃し、イランの複数のミサイル施設に甚大な被害を与えたと発表した。同時に、米軍はこれまでに9000回以上の空爆を実施し、さらに中東地域へ精鋭部隊3000人の追加派遣を準備しており、戦闘は一層激化している。

こうした爆撃の激化の中で、イラン側からは交渉に応じる意思を示した。イラン政治に多大な影響力を有する革命防衛隊は依然強硬姿勢で、軍事衝突と外交交渉が同時進行する中東情勢は、重大な局面へと向かっている。

イランの9000目標が攻撃対象に 米は精鋭3000人の中東派遣を検討

24日、イラン各地で爆発音が相次いで確認された。目撃者によると、イスファハンに駐留する革命防衛隊が空襲を受けたという。イスラエル国防軍は、一晩で50か所以上の標的を攻撃したと確認し、その中には弾道ミサイルの格納庫や発射拠点が含まれていた。

イスラエル軍の評価では、イランが保有する約330基のミサイル発射装置は、すでにほぼ機能を失ったとされる。

また、米中央軍は23日に発表した最新の戦況報告で、開戦以降、米軍が9000回以上の出撃を行い、9000カ所以上のイランの標的を攻撃したことを明らかにした。

さらに、米政府当局者2人は、国防総省が陸軍精鋭の第82空挺師団から約3000人を中東に派遣し、対イラン軍事作戦を支援する計画であると明かした。

一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によれば、米国の第31海兵遠征部隊とそれを搭載する強襲揚陸艦は、27日に中東へ到着する見通しである。この日程は、トランプ大統領がイランに設定した「5日間の交渉期限」と一致している点が注目される。

イラン指導部が交渉容認か ホワイトハウスは停戦期限を設定

イスラエルのメディアによると、イランのアラグチ外相は米国特使ウィトコフ氏に対し極秘裏に連絡し、最高指導者のモジタバ師が交渉に同意し、できるだけ早期に戦争を終結させる意向を示したとされる。ただし、その前提としてイラン側の条件が満たされる必要があるという。交渉はパキスタンで行われる可能性がある。

また、別の報道では、トランプ政権がイラン議会のカリバフ議長を将来的な協力相手として適任かどうかを見極めているとされる。さらにイスラエル当局者は、ホワイトハウスが4月9日を戦争終結の目標期限として設定したことを明らかにした。

革命防衛隊の影響力拡大 イランの交渉姿勢は急速に強硬化

24日、イランは強硬派として知られる革命防衛隊のモハンマド・ゾルガドル元司令官を、最高安全保障委員会の新たな事務局長に任命した。前任のアリー・ラリジャニ氏は、先週の米イスラエルによる空爆で死亡している。

テヘランの情報筋によると、革命防衛隊の意思決定への影響力が拡大するにつれ、イランの交渉姿勢も急速に強硬化しているという。

また、イスラエル当局者はロイター通信に対し、トランプ氏が合意成立に強い意欲を示している一方で、イランの政権が弾道ミサイル計画や核開発計画の停止といった米国の要求を受け入れる可能性は低いとの見方を示した。

さらに複数の報道によれば、現在、イランに対して200万ドルの通行料を支払った一部の船舶にはホルムズ海峡の通過が認められているが、イスラエルおよび米国の船舶は除外されているという。

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