新唐人のインタビューに応じるチェイニー元副大統領(ブッシュ政権)の副補佐官スティーブ・イェーツ氏(新唐人)

元米副大統領の国家安全保障顧問「中共の幻想を暴くイラン戦争の現実」

イラン戦争が激化する中、イラン政権と中国共産党の関係はどうなっているのか。将来的にはどのように展開するのか。新唐人記者のステファニア・コックスは、元米副大統領の副補佐官(国家安全保障問題担当)であり、ラジオフリーアジアの前総裁であるスティーブ・イエーツ氏に見解を伺った。

新唐人記者のステファニア・コックス:「イエーツさん、本番組へようこそ。さて、中共とイラン政権の関係はどのようなものだとお考えですか」

元米副大統領の副補佐官(国家安全保障問題担当) スティーブ・イエーツ氏:「中国とイランの関係は長い歴史を有している。過去、ある程度までは一種の便宜的措置として、例えばイランが制裁を回避するのを支援するといった形であった。数十年にわたり、我々は核拡散を懸念してきた。それは、ミサイル技術や核関連技術の取得・伝播を支援する場合も含まれる。国際社会はこれまで何度も交渉を行ってきたが、進展は断続的であった。中共はしばしばイランに対して制裁回避の手段を提供してきた」

「当然、エネルギー関係も存在する。イランは割引価格で大量の石油を中国に販売している。したがって、ベネズエラやイランとのこれらの取引は、中国が依存する輸入エネルギーの価格に確実に影響を及ぼしている」

ステファニア・コックス:「全般的に見て、中共政権はイランとの関係からどのような利益を得ているのか」

スティーブ・イエーツ氏:「一つ目は、より広範なイスラム世界において発言力を持つことである。これにより、中国国内でのイスラム系少数民族への弾圧に対する批判を回避できる。また、中国は非米国主導の国際関係という幻想を演出しようとしている。場合によってはBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)を通じてそれを実現しようとすることもあるが、米国の同盟国の動きにより、これらの体制は弱体化しつつあり、一部のメンバーはBRICSから徐々に距離を置き、指導層も変化している」

「したがって、『一帯一路』は中共にとって必ずしも利益をもたらしておらず、パートナー国にも有益な結果をもたらしていない。また、BRICSの枠組みにおいても、イランや中国にとって実質的・戦略的な結束はほとんど存在しない。こうした状況から、中共が国際社会で構築しようとした非米国主導の国際体制という幻想は、近年いくつかの穴を突かれたと言えるだろう」

ステファニア・コックス:「イラン側から見れば、この関係からどのような利益を得ているとお考えですか」

スティーブ・イエーツ氏:「イランは、中国から実質的な利益を得ている。もちろん、エネルギーの販売による外貨収入も含まれる。また、比較的先進的な軍事装備も入手していると思われる。しかし、米国とイスラエルの組合せが圧倒的優位性を示しているのを目の当たりにすると、彼らは現在、これらの技術に依存することに対して大きな失望を感じている可能性が高い」

ステファニア・コックス:「最近、米国とイスラエルによる攻撃の時期についても多くの議論がある。このタイミングは台湾情勢や中共内部の動向とどの程度関連しているとお考えですか。中共にとっては、実際には米国の関心を長期間中東に向けさせ、イランの脅威を根本的に解決させたくないと考えているのではないですか」

スティーブ・イエーツ氏:「今回の軍事行動のタイミングは、中国に影響を与えるためではないが、確かに中国に影響を与えた。中共が理性的であれば、イランが数千機の無人機やミサイルで反撃しようとした際、米国とイスラエルが配備した最先端のミサイル防衛やその他技術が、何千、何百万もの命を救ったことを見れば、中共は見直すだろう」

「結局、イランの行動の背後には、多くの中国製技術や通信システムがあるが、それらは効果を発揮していないように見える。中共がかつて主張した、米国や西側が終末的な衰退に向かい、中共が不可逆的に台頭するという論調には警戒すべきである。米国と西側は終末的衰退に向かっておらず、少なくとも米国と同盟国はそうではない。この点は我々が深く考える価値がある」

ステファニア・コックス:「貴重な分析ありがとうございました。感謝いたします」

スティーブ・イエーツ氏:「ありがとうございます

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