2022年10月19日、テキサス州フリーポートにある米国の戦略石油備蓄施設(ブランドン・ベル/ゲッティイメージズ)

米国 来週末に戦略備蓄原油8600万バレルを初放出へ 市場安定を狙い

米エネルギー省は13日、戦略石油備蓄(SPR)から第1弾として8600万バレルの原油を放出すると発表した。原油は早ければ来週末にも市場に供給される見込みである。これと同時に同省は、液化天然ガス(LNG)の輸出拡大も命じ、輸出量を1日あたり4億5千万立方フィート増やす方針を示した。

今回の措置は、イラン紛争の勃発後にエネルギー価格が急騰したことを受けた対応である。同時に、国際エネルギー機関(IEA)の加盟32か国が共同で4億バレルの石油を放出する国際協調行動の一環でもある。

今回の石油放出は「緊急交換(Emergency Exchange)」方式で実施する。入札要項(RFP)によれば、企業は借り受けた原油を将来返還し、補償として追加の原油(プレミアム分)を支払う必要がある。

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