序列4位の王滬寧が習近平に異例のお辞儀 「両会」中の注目の一幕
現在、中国の首都北京で開催されている中国共産党(中共)の重要政治会議「両会(全国人民代表大会および中国人民政治協商会議)」で、全国政協主席で序列4位の王滬寧が、習近平に対して頭を下げ腰を折るように礼をする場面が見られた。中国政治において異例の行為とされ、国内外の注目を集めている。
中共の官製メディア「中央テレビ(CCTV)」の報道映像によれば、3月4日の全国政協開幕式で、王滬寧は演説後、ゆっくりと主席台を下り自席に戻る途中、習近平の右前方で短く立ち止まり、両手を下ろした状態で頭を下げ腰を折る礼を行った。
さらに報道では、王滬寧が会場で習近平と複数回会話した後、国務院副総理の丁薛祥や国家副主席の韓正にメッセージを伝える動きを見せたほか、後列の国務委員・諶貽琴とのやり取りでは、CCTVのカメラマンを通じて紙を直接手渡す場面を確認した。習近平は紙を受け取り一言指示した後、返送する様子も映像に残っている。
関連記事
中国恒大集団の創業者、許家印被告に違法な資金調達や業務上横領など8罪で無期懲役判決。全財産没収と不法所得の追徴も命じられ、恒大2社には計158億2000万元の罰金が科された
江沢民の生誕100年の記念式典で、習近平は異例の調子で称賛した。だが、官界の腐敗、反日教育、法輪功への残酷な迫害、臓器収奪など、江沢民が残した禍根は、今も消えていない。生誕100年の節目を機に、江沢民政治の実像をたどる。
中国共産党の習近平がこのところ、元総書記の江沢民を異例ともいえる形で称賛している。専門家は、その背景には、共産党大会の次回開催を前にした習近平の権力維持に向けた思惑があると分析している。
中国の元首相・朱鎔基への献花は管理され、ネット投稿も制限か。当局は、追悼が政府への不満に広がることを恐れている
中共の治安・司法部門で過去の事件をさかのぼる大規模調査が進んでいる。権力と金銭をめぐる癒着や軽い量刑を再調査し、海外移住者には国内の家族を通じて帰国を求める動きも出ている