寒い門前に並ぶ「最後の希望」
「国民の苦しみは見えないのか!」 北京にあふれる「最後の訴え」
市民が中央政府に直接苦情や不満を訴える北京にある窓口「国家信訪局」。地方で解決しなかった問題を抱えた人たちが、最後の望みをかけて訪れる場所である。
2月23日も、その門前に多くの人が集まり、翌日の受付登録を待って長い列をつくった。寒さの残る季節でも、高齢者の姿が目立った。
その場で一人の女性が声を上げた動画が広がっている。
「これは本当に平穏な国なのか。外国のことは見えるのに、国民の苦しみは見えないのか」
そして「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」と強い言葉で批判した。周囲に「録画してほしい。怖いことはない」と呼びかける姿は、怒りというより、追い詰められた人の切実さを感じさせる。
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