中共の温家宝元首相(Getty Images)

中共・温家宝元首相の直筆年賀カード公開 党内激動下で憶測呼ぶ

中国共産党の元首相・温家宝の直筆による年賀カードがこのほどインターネット上で拡散し、国内外で注目を集めている。内容は、2008年の四川大地震で犠牲となった教師や生徒への追悼を綴ったものだが、党内情勢が不安定化しているとの観測が広がる中での『露面(顔を出す)』であることから、政治的な含意をめぐり様々な憶測を呼んでいる。

2月17日、「温総理の追随者」と名乗るネットユーザーがX(旧Twitter)に、温家宝による直筆の年賀カードの画像を投稿した。年賀カードは、四川省北川中学校の劉亜春校長宛てのものとされる。

文面は新年の祝賀よりも、2008年5月12日に発生した四川大地震への追憶に重点が置かれている。温家宝は、北川中学校で不幸にも命を落とした教師や生徒を思い起こすたび、今なお胸が痛むと記している。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年、中国共産党に激震が走る。軍重鎮・張又侠の失脚に加え、イランやベネズエラの盟友を相次ぎ喪失。米国の圧力と核機密の露呈が中南海を追い詰める。内外で加速する「習近平政権の末路」を鋭く分析する
トランプ大統領が3月末に訪中へ。習近平が狙う「外交的勝利」は、制裁対象のルビオ国務長官の同行や史上最大の対台湾武器売却案により、屈辱的な「外交的噩夢」へと変貌しつつある。米中会談の舞台裏を追う
関係筋によれば、紛争が激化する中でも、イランの戦略的パイプラインとジャスク港を経由する輸送ルートにより、原油のホルムズ海峡回避が可能になっているという
米通商代表のグリア氏は「昨年中国側と重ねてきた多くの会談と同様に、米中関係の継続的な安定を確保したい」と述べた
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている