北朝鮮の工作員がAIで身分偽装し就職 米企業300社が被害=米報道
北朝鮮の工作員が生成AI(GenAI)を用いて身分や職歴を偽装し、各国の企業、とりわけアメリカ企業に潜入して高給のIT職をリモートワークの職員として得ることで、巨額の外貨を獲得している実態が明らかになった。獲得した資金は、金正恩政権の核・ミサイル開発を支える重要な財源になっているとみられる。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが最近掲載した調査報道は、世界的なリモートワークの普及を利用し、北朝鮮の工作員が他国のIT人材を装ってアメリカや世界各地の企業に浸透し外貨を稼ぐ手口の内幕を明らかにした。
報道は、米カリフォルニア州の企業で働く一見普通の遠隔で勤務するソフトウェアエンジニアの事例を紹介。社内名簿では高い生産性を誇る開発者で、リンクトインのプロフィールも充実し、接続IPは米中西部を示していた。しかし実際には、中国の国営宿舎に居住する北朝鮮の工作員「Anton Koh(仮名)」だったという。
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