習近平の失政か 北京首都空港 6年で115億元の赤字
北京首都国際空港はかつて中国で最も旅客数の多い空港として長年首位を占めていたが、現在は巨額の赤字に陥る。6年間の累計赤字は115億元(約2553億円)に達した。複数の分析は、この巨額赤字が中国共産党(中共)党首の習近平の政策判断と関係していると指摘する。
首都国際空港は最近2025年の業績予想を発表し、純損失は6億から7億6千万元となる見通しを示した。
実際、2020年以降、同空港は深刻な赤字が続いている。2020年と2021年の損失はそれぞれ20億元、21億元、2022年は35億元を超え近年で最大となった。2023年と2024年も合わせて31億元以上の赤字を計上している。
関連記事
中国ロボット業界で、大型契約を公表した新興企業の操業停止や賃金未払いが発覚。架空受注の指摘もあり、主要需要の弱さが浮き彫りになっている。幅広い分野で破産・清算などが相次ぎ、技術開発と投資の過熱を背景に業界淘汰が進む
中国共産党に「三重の危機」が迫る。米シンクタンクが政治の混乱、経済の低迷、財政基盤の弱体化を指摘。中国の過剰生産は海外にも波及し、世界経済を揺るがす恐れがある
中国のAI・半導体株が急落。科創50指数は4か月足らずで40%下落し、時価総額は約4千8百億ドル減少した。個人投資家に損失が広がるなか、専門家は株価バブルの崩壊を警告
中国で9月の輸入車販売台数が前年同月比39%減、輸入台数は49%減となった。富裕層の消費が盛んな主要都市でも販売が低迷。景気減速や不動産不況に加え、中国製新エネルギー車の台頭で、高級ブランドの競争環境が厳しさを増している
中国各地で、昔ながらの街並みを再現した観光地「人工古鎮」が経営難に陥っている。過去8年間の投資総額は500億元超とのデータもある。不動産開発を優先し、運営や独自性を軽視した事業のひずみが表面化している