中国地方都市で精神病院が乱立 健常者を収容し保険詐取か 地元官員の関与疑う声
最近、中国湖北省の襄陽市と宜昌市で数十の精神病院が正常な人を精神病院に収容し、医療保険資金をだまし取っていたことが発覚し、議論が広がっている。世論は地元政府の監督不備を疑問視し、地元官員に利益腐敗が存在する可能性を指摘している。中国本土の医師は、これらの精神病院の開設者は地元官員の「白手套(影の代理人)」だと明らかにした。
武漢市の医師である艾芬氏は2月10日、チャット画面の画像を転載した。画像によれば、調査記者とみられる人物が「病院がどこに開設されていても、必ず関係がある。私が調査した襄陽の数か所の精神病院は、いずれもある主任、ある局長、ある局長の親戚が関与している」と述べた。別のチャット画像には「院長はすべて指導幹部の白手套であり、庶民に害を及ぼし医療保険をだまし取るための白手套だ」との記述があった。
艾芬医師は投稿の中で、昨年、国家巡視組(党中央の監察チーム)に書簡を送り、ある眼科病院が医療保険の個人口座を不正に使用して近視手術費を支払い、医療保険基金の流出が疑われると告発したと明らかにした。艾芬医師によれば、その後、湖北省医療保険局基金管理処の袁姓職員から電話があり「もし虚偽告発であれば、艾芬は法的責任を負うことになる」と威嚇されたという。
関連記事
最初は「8人死亡」その後「90人死亡」そして最終発表は「82人死亡」。中国・山西省の炭鉱爆発事故をめぐり、変化する中共当局発表の死者数に疑念の声が広がっている。
スターバックス中国は400店舗超でアパレル販売を開始。Tシャツやジャケットを展開し、ミニプログラム注文(アプリを別途インストールせず、WeChat 内で完結する公式オンラインストア)・店頭受取方式を採用。本業逸脱との声も上がっている
中国河南省で、水道水との関連が疑われる体調不良が相次いでいる。現地住民が投稿した動画では、濁った水道水や、病院に押し寄せる患者の様子が映されている。原因は21日時点で公表されていない
福建省のヤマモモ薬液漬け問題。警察は5人を刑事拘留したが、現地では毎日500キロ以上を全国へ出荷していた。長年放置された実態に、当局対応は「形だけ」との批判が広がっている
上海の日本料理店で5月19日昼、日本人2人を含む3人が刃物で切り付けられる事件が起きた。中共外務省は容疑者に「精神的な問題」があったと説明し、事件を「個別の治安事案」と位置づけた。ネット上では、事件の背景を曖昧にすべきではないとの声が上がっている