(大紀元)

迷走神経刺激がPTSD回復を支える可能性

ある66歳の女性は、2001年9月11日、世界貿易センターの80階で働いていた際に、建物が攻撃を受けたと臨床症例報告で述べられています。館内放送で落ち着くよう呼びかけるメッセージが流れていましたが、彼女は自分が危険な状況にあると感じ、階段を駆け下り始めました。

40階あたりで疲労困憊になりましたが、2人の男性に助けられて地下まで到達しました。塔が崩壊する直前に脱出しました。その後の数年間で、彼女は重度の外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、フラッシュバック、うつ病、感情麻痺、トリガーの回避などの症状が見られました。

認知行動療法(CBT)などの心理療法や薬物療法を含む多くの治療を試しましたが、どれも役に立ちませんでした――ほぼ10年後、迷走神経刺激に関連したシンプルな呼吸法を試すまでは。

▶ 続きを読む
関連記事
寝る前、ついスマホをスクロールしていませんか?最新研究は、深夜の「ドゥームスクロール」が翌日の自殺リスク上昇と関連する可能性を示唆。睡眠と心を守るために知っておきたいポイントを解説します。
仕事や調べ物に欠かせないAI。けれど毎日使う人ほど抑うつ傾向が高いという調査結果が。特に「個人的な相談」での利用が影響か。AIとの上手な距離感を考えるための最新研究を分かりやすく解説します。
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
必死に生きすぎて、苦しくなった夜に。「もし今日までの命だったとしたら?」と自分に問いかけてみる。すると、不思議と守るものと手放していいものが見えてくる。