中南海という中国の政治の中枢には数多の闇が潜む。(Getty Images)

張又俠の拘束先を巡り新たな見方 上層内部の動揺さらに深刻化

最近、元上海企業家の胡力任氏は、北京のある高官の話として、中共中央軍事委員会の元副主席である張又俠が現在、河北省廊坊市固安にある中央警衛局の閉鎖施設に拘束され、蔡奇が審査と処置を統括していると明らかにした。これらの内容は公式には確認されていないが、中共上層の権力運営と軍内粛清への関心を高めている。

胡力任氏は2月1日、大紀元の取材に対し、情報は現在も在職中で高い職位にある北京の官員から得たものだと述べた。この官員は、張又俠が拘束後、北京市中心部ではなく、北京市の南に位置する河北省廊坊市固安付近の中央警衛局の訓練・閉鎖施設に移送されたと明言した。

公開資料によると、河北省廊坊市固安県は永定河を挟んで北京市と向かい合い、天安門から約50キロ、北京大興国際空港から約8キロの位置にある。

▶ 続きを読む
関連記事
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した
なぜ海軍ではなく海警なのか。台湾東方海域での巡航には、低コストで圧力をかける中共の新たな対台戦略が透けて見える
習近平9日間動静途絶える。政治局会議は未公表、北朝鮮訪問も実現せず。さらに高官人事が相次ぎ、党内情勢を巡る憶測が広がっている
「六四天安門事件」から37年を迎えるのを前に、6月3日、天安門事件追悼実行委員会が主催し東京都内で記念講演会を開いた。1989年の天安門事件で学生指導者の一人として知られるウイグル人のウアルカイシ氏は、中国の民主化への支持と天安門事件の記憶継承の重要性を訴えた。
中国共産党は6月1日、技術・データ・人材の国境をまたぐ流動を伴う対外投資への審査を強化する新規則を公表。専門家は、新規則は人・技術・資金の流出を封じることを目的としていると指摘する