張又俠事件の騒ぎの中 三軍の高級将官が相次ぎ「病死」
2026年に入り、中国共産党(中共)軍上層部の動揺が続いている。中共中央軍事委員会副主席の張又俠および中央軍事委員会委員の劉振立が拘束されたほか、1月だけで三人の軍高級将官が死亡した。
1月24日午後、中国共産党軍は張又俠と劉振立が調査対象となったと正式に発表した。同日夜、解放軍報はこの件に関する社説を掲載し、張又俠について「党中央および中央軍事委員会の信頼と重託を重大に裏切り、軍事委員会主席責任制を重大に踏みにじり破壊した」などと政治的評価を下した。
各方面の情報によると、張又俠は1月19日に拘束されたとされる。これと同時期に、最近3人の中共軍高級将官の死亡が発表された。いずれも当局が発表を遅らせた点が異例とみられている。
関連記事
中共の温家宝元首相の直筆年賀カードがSNSで拡散。2008年の四川大地震を追悼する内容だが、党内激動の中での登場に政治的含意を指摘する声が広がっている
中国軍高官・張又侠の拘束をめぐり、状況や背景について複数の未確認情報が飛び交い、真相は不透明なままである。
習近平体制の権力再編との見方も出る中、公式発表はなく「政変」説まで広がっている
中国共産党(中共)政府は退職官僚、公民のパスポート、海外に家族関係を持つ官僚に対する出境および身辺審査を拡大しており、外部の関心を集めている
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
軍副主席・張又侠の拘束説が流れる中、習近平の姉・斉橋橋ら家族にも「外出禁止令」が出たとの衝撃情報が浮上