張又俠が逮捕された後、中国共産党の政局は奇妙で、四つの大きな異常が現れた。画像はイメージ画像(Photo by Jason Lee-Pool/Getty Images)

張又侠 拘束後の4つの異常事態

各方面の情報を総合すると、張又侠拘束後、中国共産党の政局は不可解で、4つの異常事態を呈している。

通常、中国共産党(中共)政治局委員が拘束または規律審査を受けた場合、数か月は結果が出ない。例えば何衛東拘束の情報は昨年3月に流れ、間もなく何衛東が301病院で死亡したとの情報も流れた。この半年余りの間、何衛東は生死不明で、一貫して非公式情報の状態にあった。10月17日になって、第四回中央委員会全体会議の開催3日前に、国防部ウェブサイトが突如、何衛東と苗華ら9名の上将失脚という驚くべき情報を発表した。つまり何衛東は少なくとも事件発生から7カ月後に公式発表された。

しかし今回の張又侠失脚では、1月20日に内部情報が流れ、1月24日には公式発表された。しかも公式発表には「中央政治局会議が審議し可決した」との文言がなく、政治局会議を開かずに直接公式発表された形で、正常な手続き規則を完全に飛び越えた。実際には1週間後(月末)に政治局が定例会議を開く予定だったが、1週間すら待てなかった。これほど急いだことは、事態が重大で、党と国家の命運が一線にかかっており、直ちに手の内を明かし、全国的な安定維持が必要だったことを示している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある
中国共産党が解体した場合、中国はどのような国家になるのか。米国在住の著名な人権活動家が、中国の将来を民主化、自由化、官僚特権廃止、私有財産保護、歴史公開などの観点から予測している
中共は日本衆院選前にレアアース輸出規制を発表し高市首相を狙ったが、直後に承認を再開。政治シグナルの目的で実行せず、経済相互依存と脱中国化リスクを恐れた結果、日本に譲歩した
中国の王毅外相が「日本は自滅する」と強い言葉で警告した。これは、日本を孤立させ、沖縄を分断し、自衛隊を動けなくするための計算された「3つの罠(世論・心理・法律の戦争)」だ。
「汚い首」発言の中国駐大阪総領事が沈黙を破り再始動。旧正月行事での発言や華僑団体の登壇は単なる友好ではなく、日本への「三戦(世論戦・心理戦・法律戦)」を仕掛ける高度な政治工作である可能性を解析する