死亡率95%超 中国で狂犬病での死亡数が過去最高
中国共産党(中共)当局の公式データによると、2025年の中国本土における狂犬病の発症は244例、死亡は233例で、死亡率は95%を超えた。発症数と死亡数はいずれも2020年以降で最多となり、関心を集めている。
中国本土メディアの報道によると、中国疾病予防控制センター(CCDC)は、2006年に狂犬病の総合的な防控措置を導入して以降、症例数は2007年に3300例に達した後、16年間にわたり減少傾向が続いたが、2024年に反転し、前年から30%以上増加したと明らかにした。2025年には発症数と死亡数の双方が急増し、2024年比で約50%増えたという。
報道は、こうした状況の背景として三つの要因を挙げている。第一は動物の免疫率不足で、中国の都市部におけるペット犬の狂犬病ワクチン接種率は69.1%、猫は30.9%にとどまる。農村部や遠隔地では40%未満で、世界保健機関(WHO)が示している「接種率70%で感染拡大を遮断」という基準を大きく下回っている。
関連記事
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
上海の病院で世界初の脳遺伝子編集治療を受けた6歳女児が死亡。家族は86万ドルを負担、リスク説明不足や倫理審査の不備、論文問題と隠蔽疑惑が浮上し、国際的波紋を呼んだ
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。