トランプ氏 「キューバは崩壊寸前」
アメリカはベネズエラの独裁指導者マドゥロ氏を拘束した後、同国のロドリゲス暫定大統領と協力し、ベネズエラからキューバへの石油供給や資金援助のルートを断ち切った。
これを受け、共産主義国家キューバに残された時間は多くないとの見方が出ている。
トランプ大統領は1月27日、アイオワ州のレストランを訪れ、記者団との会話の中で「キューバは間もなく衰退する」と述べた。
トランプ氏は「キューバがどうなるか見てみよう。ここにいる皆さん、キューバに関心がある人はいるだろうか。あまり多くはないだろう。ここはキューバ系住民が多い地域ではない。でも大丈夫。キューバ系住民は多く、特にマイアミには多い」と述べた。
その上で、「キューバはまもなく衰退する。キューバは本当に崩壊寸前の国だ。彼らの資金はベネズエラから、石油もベネズエラから来ていた。しかし、今はもう手に入らない」と語った。
トランプ氏は、ベネズエラの暫定政権に対し、石油資源の取り扱いを含め、ワシントンの方針に従うよう求めている。
しかし、米情報機関は最近、ホワイトハウスに対し、ロドリゲス暫定大統領が本当に協力する意思を持っているのかについて警告を発した。特に、中国共産党、ロシア、イランとの関係を断つというアメリカ側の中核的な要求に、真剣に応じているのか疑問視しているという。
こうした中、ロドリゲス氏は25日、石油労働者を前に「アメリカの命令にはもううんざりだ」と訴えた。この発言を受け、米情報当局の間では同氏に対する不信感が一段と強まっている。
関連記事
カナダ政府は、外国政府などの依頼を受けて政治や政府の意思決定に影響を及ぼす活動について、登録を義務付ける制度を8月4日に施行する。中共政権による外国干渉への警戒が背景にある
1千万人が暮らすキューバで再び全国規模の大停電。2024年末以降、これで8回目となる深刻な電力危機。米政府や専門家は「制裁だけが原因ではない」と指摘。老朽インフラの放置や、共産党体制下で続いた腐敗・管理不全こそが危機の根底にあると分析している
中国の港でパナマ船籍船舶の検査や出港停止が急増している。パナマ政府は代表団を中国に派遣し、海上輸送協定の更新や港湾国監督をめぐる問題について協議する
ペルー国家選挙委員会は7月3日、保守派候補のケイコ・フジモリ氏が大統領選に勝利したと正式に発表した。これにより、ラテンアメリカの右傾化傾向は一段と強まり、米国の協力陣営も拡大することになる
ペルー大統領選で保守派のケイコ・フジモリ氏が僅差で勝利。この結果は、アルゼンチンのミレイ大統領誕生など中南米全域で加速する「右傾化(保守の波)」を象徴しており、地域の政治潮流の転換点を描いている