イラン政権の脆弱な局面 米空母打撃群が2日以内に武力行使可能に
イラン当局は全国的な抗議デモを暴力的に鎮圧しているが、米国が入手した情報によると、現在のイラン政権は1979年以来、最も脆弱な状態にある。トランプ米大統領は、イラン側には交渉の意志があるとの見方を示した。現在、米空母「エイブラハム・リンカーン」が米中央軍の管轄する中東地域に入っており、1、2日以内に軍事行動を開始できる態勢を整えている。
検証済みの映像では、1月8日、イラン西部のテヘランで治安部隊の集団が警察署の屋根から抗議者に向け発砲する様子が確認された。また、南東部の都市ケルマーンでは、軍服を着た武装集団が通り沿いで発砲を続けているとの情報もある。昨年12月末に大規模なデモが発生して以来、当局は国家機関を動員して暴力的な鎮圧を展開している。
国連のイラン問題専門家は26日、イランの治安部隊が病院から多くの負傷したデモ参加者を連行・拘留しているとの報告を受けたと発表した。
関連記事
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
紅海情勢の緊迫を受け、サウジアラビアが中国共産党に協力を要請。中国はイランにフーシ派への影響力行使を求めたが、イラン側は応じなかったとされる。迎撃ミサイル不足や中東のエネルギー輸送への影響も浮上している
米中間選挙を控える中、イラン情勢の激変が米政治に与える影響を分析。経済的困窮やクルド勢力の蜂起がもたらす体制危機の現実と、イラン側の思惑のズレを暴き、中東の激変が米国の外交・選挙力学を一変させる可能性を鋭く突く
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破