客が食べ終えた鍋のスープを回収し、再利用していた串料理の屋台。2025年12月2日、中国・成都の春熙路商圏。(動画のスクリーンショット)
屋台で「食べ残しスープ」を使い回し

中国グルメの裏側 他人の食べ残しが回ってくる

中国の食品安全や衛生の問題は、今にはじまった話ではない。

下水油、正体不明の肉、床に落ちた食材をそのまま使う調理、期限を直して売られる食品……そんな話を聞いても、人はどこかで思ってしまう。「まあ、自分が食べる分は大丈夫だろう」と。

しかし、昨年末に成都の観光名所・春熙路(しゅんきろ)で、その油断を真正面から打ち砕く出来事が起きた。なんと、前の客が食べ終わった鍋のスープをそのまま鍋に戻し、次の客に提供する屋台が、堂々と営業していたのである。

「まさか本当に目の前でやるとは」。観光客の驚きが、そのままネット上を駆けめぐった。

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