2022年4月19日、中国瀋陽の製薬企業 (STR/AFP)

独製薬大手CEO 欧州の供給網は中国依存が過度と指摘 日本も同様なリスク

ドイツ最大の製薬・医療サービス企業で、私立病院運営も手がけるフレゼニウス(Fresenius SE)のミヒャエル・ゼン最高経営責任者は、ヨーロッパの製薬業界が中国に過度に依存していると警鐘を鳴らした。

ゼン氏は1月19日、スイス・ダボスでブルームバーグの取材に応じ、ヨーロッパは長年にわたり医薬品生産を国外に委託してきた結果、中国の活性医薬品成分(原薬)に対して「不健全な依存状態」に陥っていると指摘した。

ゼン氏は、世界的な貿易摩擦が激化する中、ヨーロッパは中国共産党(中共)がこうした成分を政治的な圧力手段として利用する事態を防ぐため、重要な医薬品成分の供給体制を早急に強化する必要があると述べた。

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