2026年1月13日、日・カタール外相間戦略対話が行われた(出典:外務省ウェブサイト)

茂木外相 日・カタール外相間戦略対話 連携強化を確認

現地時間令和8年1月13日、日本の茂木敏充外務大臣は、訪問先のカタールにおいてムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ首相兼外務大臣と約100分間にわたり、第3回日・カタール外相間戦略対話を行った。両大臣は、2021年に開始されたこの対話の枠組みを再評価し、両国の「戦略的パートナーシップ」を一層発展させていくことで一致した。

二国間関係において、特に重視されたのはエネルギー分野での互恵的関係である。両大臣は液化天然ガス(LNG)を通じた協力が極めて重要であることを再確認した。茂木大臣からこれまでの安定供給に対する謝意が示されたのに対し、ムハンマド大臣は今後も日本へのエネルギー安定供給にコミットする意向を表明した。あわせて、カタールによる日本への積極的な長期投資についても歓迎の意が示された。

防衛交流についても着実な進展が確認された。2023年の防衛当局間協議の立ち上げに続き、2024年には海上自衛隊艦艇が12年ぶりにカタールへ寄港し、統合幕僚長による初の公式訪問も実現している。両大臣はこれらを評価し、さらなる交流強化を約束した。

▶ 続きを読む
関連記事
激動の中東情勢やサプライチェーンの危機に対し、高市総理がG7サミットで共同備蓄連携を提案し合意を形成。英仏独伊やトランプ米大統領、欧州の「準同盟国」との多層的な連携で挑む高市外交の全貌を解説
高市首相が仏紙『ル・フィガロ』に寄稿。G7エヴィアン・サミットに際し、中東情勢を受けたエネルギー安保対策や、AI時代に対応する新FOIPでの日仏連携、宇宙等の産業協力を強化する決意を示した
G7サミットに出席中の高市総理は16日、トランプ米大統領と懇談した。米イラン間の覚書合意への歓迎のほか、日米関税合意の着実な実施、中国を含むインド太平洋情勢を巡る緊密な意思疎通の継続を確認した
G7エビアン・サミットが閉幕した。内閣総理大臣として初めてG7サミットに出席した高市早苗首相は、経済成長からAI、欧州との安全保障連携に至るまで、多岐にわたる分野で日本の存在感を示した
フランス開催のG7サミットにおいて、中東危機に関する首脳級会合が実施。高市首相は米イラン間合意を歓迎し、ホルムズ海峡の安全航行を訴えた。また「パワー・アジア」構想やガザ復興への貢献も表明した