ハメネイ師が強硬な鎮圧を示唆 トランプ氏「打撃与える準備できている」と警告(動画あり)

イランでは深夜に全国規模で通信網が遮断され、流血を伴う鎮圧が始まったとの疑念が強まっている。翌日、同国の最高指導者ハメネイ師が強硬姿勢を示す演説を行った。一方、トランプ米大統領は「厳しい打撃」を加える準備ができていると警告した。

1月9日、ハメネイ師は、抗議運動が激化して以降初めて、国営テレビを通じて公開演説を行った。政権に抗議するイラン市民を「暴徒」「破壊分子」と表現し、自身の政権は「決して譲歩しない」と強調した。

また演説の中で、トランプ氏について「両手がイラン人の血で染まっている」と非難したうえで、1979年以前にイランを支配していた王朝と同様にトランプ政権が「打倒されるだろう」と主張した。さらにトランプ氏に向けて「自分の国のことをしっかり管理しろ」と言い放った。

ハメネイ師の演説中、会場の支持者たちは一斉に「米国に死を」と叫ぶ様子が確認できる。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエルのネタニヤフ首相は、イラン政権打倒をめぐりトランプ大統領と協議していると明らかにした。イラン南東部では武装攻撃が相次ぎ、経済悪化も続いている
中国共産党の未登録代理人として起訴された張婉瑩の事件をめぐり、元米防諜当局者が中共国家安全部の活動手法について説明。任務の分担や移動経路、通信方法などを挙げた
イランが戦闘再開に備えてミサイル備蓄を再建し、米国系ハイテクインフラへの攻撃を警告している。海上封鎖や経済難を背景に先制攻撃の懸念が高まる中、イスラエルも警戒態勢を強化。緊迫化する中東情勢を報じる
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた