重要鉱物を巡る「脱中国」包囲網 片山財務相 重要鉱物に関する財務相会合に出席
片山財務相は閣議後の記者会見において、1月11日から14日にかけて米国を訪問し、重要鉱物(クリティカル・ミネラル)に関する財務相会合に出席することを明らかにした。中国による資源の輸出管理強化を受け、欧米諸国がサプライチェーンから中国リスクを排除しようとする動きが加速する中、日本もG7(主要7か国)と連携し、経済安全保障の強化に乗り出す構えだ。
今回の訪米の背景には、中国によるレアアースや軍民両用品(デュアルユース品目)の輸出規制強化がある。中国政府は安全保障を理由に管理を厳格化しており、これに対し片山大臣は会見で「世界経済にとって危機的であり、経済安全保障上も極めて問題」と強い懸念を表明した。
G7諸国は、中国が非市場的な手段で資源を独占し、それを外交的な「武器(エコノミック・コーション)」として利用しているとの認識で一致している。米国や欧州は、電気自動車(EV)や半導体などに不可欠な重要鉱物の供給を中国に依存するリスク(チャイナリスク)を深刻視しており、調達先の多角化を急いでいる。
関連記事
インドネシアのプラボウォ大統領が3月29日から31日まで、大統領として初めて公式実務訪問賓客として日本を訪れる
。天皇陛下との御会見や高市総理との首脳会談が予定されており、両国の連携強化が期待される
3月末、フランスのマクロン大統領夫妻が公式実務訪問賓客として来日。両陛下との御会見や高市首相との首脳会談が予定され、両国関係の深化が期待される
米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」に日本が参加へ。高市首相とトランプ大統領の首脳会談で表明予定。極超音速兵器(HGV)への対処や宇宙・防衛協力の深化など、日米同盟の新局面を解説
なぜ中国は今になって「慰安婦問題」を蒸し返すのか? その裏に隠された日本から【沖縄を奪う】ための恐るべき罠とは?
国民生活や経済の基盤となるエネルギー問題。中東での原油生産減少に対し、日本や世界はどう動いているのか。最新の外務大臣談話をもとに、市場安定化に向けた取り組みと日本政府の対応方針を紹介する