幸福航空のパイロットや客室乗務員らが賃金未払いを訴え抗議する様子。2025年末、中国・陝西省西安市。(動画よりスクリーンショット)
2年以上にわたる給与の遅配・未払いと保険未加入

中国地方航空 100人超のパイロットらが政府前抗議

2025年年末から中国・陝西省で、幸福航空のパイロットや客室乗務員100人以上が、陝西省政府前などに連日集まり、抗議行動を行った。

長期間にわたる給料未払いと、社会保険が支払われていない問題の解決を求めている。

関係者によると、幸福航空では少なくとも2年以上、およそ1千人にのぼる一線の従業員に対し、給料が正常に支払われていない。パイロットに支給されるべき飛行時間に応じた手当も長期間未払いの状態が続き、さらに過去4年間、医療保険、年金保険、住宅積立金が法律通りに納められていなかったという。

生活を維持するため、パイロットの中には配達員や配車アプリの運転手、家庭教師として働く者もおり、海外に渡って建設や宅配などの肉体労働に就いた例もある。客室乗務員も、露店販売やライブ配信による物販で生計を立てるケースが少なくない。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の若者が「市長になる方法を教えてください」と役所へ。ところが職員は誰も答えられず、その後アカウントは封鎖された。消されたのは動画か、それとも質問そのものか
中国少林寺の前住職に懲役24年。流用したとされる資金は約66億円。かつて「政治和尚」「仏教CEO」と呼ばれた男に判決が下った
この頃、中国の高校や大学で学生抗議が相次ぐ。「不自由なら死を選ぶ」と書かれた紙が舞い、「自由」の歌声が夜の校舎に響いた
最悪すぎる」と宣伝されたアイスが爆売れした。中国のセブンイレブンで起きた、まるでコントのような実話である。本来は「最高すぎる!」と書くはずが痛恨の誤字。しかしSNSで拡散されると、「そこまで言うなら食べてみたい」という客が続出。人間の好奇心は、時に宣伝文句すら超えてしまう
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる