イメージ画像。( GREG BAKER/AFP via Getty Images)
成果強調に終始 権力低下の兆しか

中共党首の新年演説 例年と違う言葉遣い

2026年の年明けに発表された、中国共産党トップの習近平による新年演説が、例年と明らかに異なるとして注目されている。

演説では、「経済が新たな段階に進んだ」「総合国力が高まった」と成果を強調する一方、景気悪化や国際的な圧力といった現実的な問題にはほとんど触れず、「困難を克服した」と短く済ませた。

2024年、2025年の演説では、外部環境の悪化や構造的な課題に言及し、政策対応を説明していたが、今回はそうした説明が消えた点が際立つ。

▶ 続きを読む
関連記事
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
中国共産党は2025年、中央管理幹部65人を調査対象としたと発表した。過去最多となるこの摘発は、汚職対策の枠を超え、習近平体制が官僚に求める絶対的忠誠の実態を映し出している
韓国の研究機関の分析で、中共政府がレアアースなど戦略鉱物の輸出規制を強化し、外国企業に対する行政処分が急増している実態が明らかになった。2025年上半期の処分件数は前年同期比で7割以上増え、世界の供給網への影響が懸念されている
ハドソン研究所中国センター所長の余茂春氏がワシントン・タイムズに寄稿。中国共産党(中共)の国際協定違反をWTO、香港、南シナ海で指摘。「中共は署名後、利益を得て義務を投げ捨てる」制度的本質を暴き、西側エリートに幻想断絶を促す