2024年9月26日、イスラエルのF-15イーグル戦闘機が北部都市ハイファ上空を飛行している。(Jack Guez/AFP)

ボーイング86億ドル契約受注 イスラエル軍向けF-15IA戦闘機生産へ

米国防総省は12月29日、ボーイング社に対し、総額上限約85億7800万ドル(約1兆2870億円)の軍事販売契約を承認したと発表した。契約の目的は、イスラエル空軍向け次世代F-15IA戦闘機の開発・統合・生産にある。この軍事販売は、米国の「対外軍事販売」(Foreign Military Sales:FMS)制度を通じて実施されるもので、近年の米・イスラエル間で最大規模の戦闘機調達案件の一つとされている。

国防総省の声明によれば、今回の契約は固定価格の枠組みで行われ、F-15IAの設計、システム統合、飛行試験、量産、引き渡しまでの全工程を含む。第1陣としてイスラエルに25機のF-15IAを納入する計画で、さらに25機を追加購入できるオプションも設定されている。

研究開発と組立作業は主に米ミズーリ州セントルイスで実施され、プロジェクトの完了は2035年12月末を予定している。発表時点で、イスラエルの軍事販売資金からすでに8億4千万ドル(約1260億円)が拠出され、初期段階のプロジェクト実行に投入されている。

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