悼念のメッセージが貼られた壁が封鎖された様子、2025年12月3日、香港。(Holmes CHAN / AFP via Getty Images)
大学キャンパスにも広がる沈黙の圧力

なぜ追悼が許されなかったのか 香港大学で起きた封鎖措置

香港で起きた集合住宅の大規模火災について、当局は159人の死亡を発表しているが、市民の間では「数字が小さすぎる」との疑問もくすぶっている。

こうした不信が広がる中、香港浸会大学の学生会は、犠牲者を悼み政府に説明を求める声明文を、大学内の掲示板(学生の間で「民主の壁」と呼ばれてきた場所)に掲出した。

ところが掲示直後、大学側は板やバリケードで壁をふさぎ、学生が近づけないように封鎖した。さらに翌日には、学生会に活動禁止の措置を通告し、会室や掲示板などの管理権を大学側が接収するとした。

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