専門家によると、浴室でよく見かけるタオル、歯ブラシ、カミソリといった個人衛生用品は、決して共用してはいけないそうです。(浴室のイメージ図/Shutterstock)

浴室で絶対に共用してはいけない3つのもの

出張などで同僚と宿泊し、タオルや歯ブラシ、カミソリを持ってくるのを忘れてしまった経験はありませんか? 「一晩だけだから大丈夫」と思って同僚に借りようとする人もいるかもしれません。しかし専門家は、これら3つの浴室用品を共用することは感染の原因になりかねないと警告しています。

オーストラリアのグリフィス大学看護学名誉退職教授シア・ヴァン・デ・モーテル氏はウェブサイト「The Conversation」で、浴室に置かれた布製品、プラスチック製品、金属製品には多くの病原性細菌、ウイルス、真菌(カビなど)が付着し、生き延びる可能性があると述べています。

これらの病原微生物は、こうした表面上で長期間生存できるため、数日から数か月、場合によっては数年にわたり感染を引き起こす可能性があります。

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