中共が日本産水産物の再停止を通告 高市首相発言への対抗措置か
19日、政府関係者の話として、中国共産党(中共)政府が日本政府に対し、日本産水産物の輸入を停止する方針を外交ルートを通じて通告したことが明らかになった。中共側は同日朝、正式な外交チャネルを通じて連絡したという。
この通告は、台湾有事をめぐる高市早苗首相の国会答弁に対する反発、あるいは対抗措置である可能性が指摘されている。高市氏は11月7日の国会で、中共が台湾に軍事侵攻した場合、「どう考えても存立危機事態になり得る」と述べ、集団的自衛権の行使に結びつく可能性に言及した。これに対し中共側は強く反発し、薛剣・駐大阪総領事が高市氏に対し暴力的な表現を用いた発言を行い、日本国内で波紋を広げていた。
18日には、中共外務省アジア局の劉勁松局長と、日本外務省アジア大洋州局の金井正彰局長が北京で会談した。会談で中共側は高市氏の発言の撤回を求めたが、日本側はこれを拒否した。
関連記事
茂木外相は、中国代表団による北方領土・択捉島への訪問をめぐり、「決して受け入れられない」と強調。北方領土は日本固有の領土との立場を示し、中ロ両国に政府の立場を伝え、適切な対応を求めた
簗和生農林水産相は10月14日、高市早苗首相に大臣の辞表を提出。各種報道機関が報じた。昨年10月に高市政権が誕生して以来、所属閣僚が不祥事によって途中で辞任するのは今回が初のケースとなる
日本維新の会の藤田文武 共同代表は10月14日の衆院予算委員会で、在留外国人数の増加を踏まえ、社会インフラの受け入れ能力に応じて人数を計画的に管理する「量的マネジメント」の確立を求めた。
小泉防衛相は10月14日の衆院予算委で、中共政府の「新型軍国主義」言説に「核兵器も戦略爆撃機も持っていない国に対し、いずれも持つ国がそう主張する」と指摘。中共政府の言説に「共感する国がいるのか」と疑問を呈した
片山さつき財務大臣は13日会見で世界銀行とIMFの合同開発委員会の次期議長に指名され、日本が培ってきた開発政策や経済政策、国際金融政策の経験と知見を生かし、国際社会が直面する開発課題の解決に向けた議論を主導する意欲を示した。