権力闘争の余波か 中共軍の人事停滞が示す体制の歪み
中国共産党の第20期第4回中央委員会全体会議(四中全会)以降、人民解放軍の高官人事をめぐる混乱が一段と深まっている。複数の上級将校による不正関与が相次いで発覚し、主要ポストの一部では「代理」任命や下位ポストの人材登用による暫定対応が続いている。
専門家は、こうした事態を中共軍内部の権力闘争の表れとみなし、軍の統治構造に潜む歪みが顕在化したものだと指摘する。混乱の収束は容易ではないとの見方が広がっている。
5日、中共軍の第3の空母「福建」が海南省三亜市で正式に就役した。2019年の空母「山東」就役式には複数の大将級将校が出席したが、今回は中央軍事委員会副主席の張升民のみが姿を見せ、他の出席者はすべて中将級にとどまった。
関連記事
運転手と結託して冷凍食品213トンを「罠」にはめて押収・競売にかけた疑いが浮上した中国の地方当局。「持ち主不明だった」との釈明に、中国ネットでは「そんなはずがない」と猛反発が広がっている
香港は前へ進んでいるのか、それとも後退しているのか。一本の動画が、その問いを投げかけた
「私が倒れたら、この子を育てる人がいない」建設現場で働き続けた母へ、娘が中国大学入試で届けた最高の恩返し
中国通販の「折りたたみヘルメット」が危険すぎる。紙製は潰れ、樹脂製は手で折れ、安全認証もない粗悪品だった
「最初から仕組まれた罠」と批判される、中国の地方政府による新たな金儲けの手口。財政難を背景に生まれた、その驚くべき実態を追った