2025年11月7日、反共産主義週間実施の宣言文が米ホワイトハウスウェブサイト上に掲載された。(米国ホワイトハウス・ウェブサイト スクリーンショット)

トランプ大統領 2025年「反共産主義週間」を宣言 共産主義の惨禍を厳粛に追悼

アメリカ合衆国ドナルド・J・トランプ大統領は、11月7日、ホワイトハウス公式ウェブサイト上で「反共産主義週間(Anti-Communism Week)」を宣言する大統領宣言を発布した。この宣言は、2025年11月2日から11月8日までの1週間を対象とし、歴史上最も破壊的なイデオロギーとして位置づけられる共産主義がもたらした惨禍を追悼するものである。冷戦終結から34年が経過した今も、共産主義の残滓が「社会的正義」や「民主的社会主義」の名の下に蘇ることを警鐘し、アメリカの自由と機会の価値を再確認する内容となっている。

この宣言は、トランプ政権のイデオロギー政策の象徴として注目を集めている。ホワイトハウス報道官のキャロライン・レビット氏がソーシャルメディアX上で引用し、「今週、我が国は反共産主義週間を挙行する。これは歴史上最も破壊的なイデオロギーの一つがもたらした惨禍を厳粛に思い起こすものである- @POTUS(米合衆国大統領)」という宣言の冒頭文を投稿したことで、国内外で急速に拡散された。

共産主義は、20世紀を通じてソ連、中国、北朝鮮などの政権下で1億人以上の命を奪ったとされる。宣言では、これらの政権が「信仰を抹殺し、自由を抑圧し、勤勉による繁栄を破壊した」と非難し、神から与えられた人々の権利と尊厳を侵害したと断じている。トランプ大統領は、冷戦後の世界情勢を振り返り、新たな形態の専制が「古い嘘」を繰り返していると警告。「自由を諦め、政府の権力に信頼を置き、繁栄の約束を支配の空虚な安らぎと交換せよ」というメッセージを拒絶する姿勢を明確にした。

▶ 続きを読む
関連記事
新たに機密解除された約150ページに及ぶFBI(連邦捜査局)文書は、中国共産党(中共)のスパイと疑われる女性と米連邦下院議員との関係について、これまでで最も明確な全体像を示している。
米民主党のジョン・フェッターマン上院議員氏は16日、最新の世論調査で、民主党支持者の半数以上が資本主義より社会主義を好意的に評価していることについて、「完全に狂っている」と批判した
トランプ大統領は8月16日、国防総省に対し、韓国との合同軍事演習を縮小するよう命じた。
先日、米国で機密解除された文書では、中共が米国の選挙に影響を及ぼそうとした試みと、一部の米国情報機関が選挙関連のつながりを過小評価しようとした動きが見られる。
トランプ大統領は8月12日、郵便投票を制限する大統領令をめぐり、下級審の差し止め命令の効力停止を米連邦最高裁に求めた。11月の中間選挙を前に、郵便投票の規則をめぐる司法判断が焦点に