麻薬取締局ロサンゼルス支局のブライアン・クラーク特別捜査官が、2025年9月30日にロサンゼルス市を見下ろしている。クラーク捜査官によると、近年、中国のマネーロンダリング組織が市場を支配しているという。John Fredricks/The Epoch Times

世界最大の中国マネーロンダリングとアメリカの反撃

DEA(アメリカ麻薬取締局)のブライアン・クラーク特別捜査官は、10年前の画期的な事件を今も覚えている。

彼のチームは、アメリカの空港で乗り継ぎ中の中国人マネーロンダラーの容疑者を逮捕した。この人物は、メキシコのシナロア・カルテル向けに現金の受け取りと引き渡しを調整していた。メキシコの法執行機関は、この人物がカルテルリーダーと昼食を取っている最中に彼を特定した。二人は、ニューヨークで最近DEAが押収した現金について話し合っていた。

この中国人マネーロンダラーは後に法執行機関に協力し、資金洗浄操作の詳細な情報を提供した。

▶ 続きを読む
関連記事
米教育省の公開データによると、ハーバード大学が受け取った外国資金は約45億ドルで全米最多だった。中国関連資金は6億3千万ドルを超え、米上院議員が調査を求めている
公開記録によると、2025年に中共政府機関やメディア、中国・香港関連企業が申告した対米支出は1億ドルを超えた。官製メディアの運営費や米政府・議会へのロビー活動、貿易促進などに。ただし、公開資料に表れるのは登録・申告した活動に限られる
ベルギー検察当局は7月25日、ベルギーにあるNATOの軍事司令部で実習していた中国系のカナダ人女性を、スパイ活動に関与した疑いで逮捕したと発表
米下院歳入委員会は、中共と密接な関係を持つとされる実業家ネビル・ロイ・シンガム氏が、計3千900万ドル超の資金を提供した左派系非営利団体3団体に召喚状を出した。資金洗浄や外国勢力の影響力工作との関連を調べる
米連邦通信委員会は、国家安全保障上のリスクがある中国企業の部品を含む機器の販売を禁止する規則を採択した。ファーウェイ製部品を使った機器も対象となり、中国製ハイテク機器への規制がさらに強まる