農村出身の出稼ぎ労働者たち(Peter Parks/AFP via Getty Images)
工場閉鎖と給料未払いが相次ぎ、出稼ぎ労働者が続々と故郷へ

製造業の冬が早く来た 中国で「3か月早い帰郷ラッシュ」

工場閉鎖と給料未払いが相次いで、出稼ぎ労働者が続々と故郷へ 「もう働くだけ無駄」と嘆く声も。

中国の製造業不況が深刻化している。例年より3か月も早く、各地で農村出身の出稼ぎ労働者(中国語で「農民工」)が故郷に戻り始めた。

広東省や江蘇省の工場地帯では、旧正月を思わせる混雑がバスターミナルを埋め尽くしている。だが、まだ11月初旬にすぎない。それだけ現場の仕事がなくなっているということだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
数時間待ちだった「ケーキ界のエルメス」が、1年で約180店閉鎖。中国で「ご褒美消費」が冷え込んでいる
夏休みなのに、中国の習い事教室に生徒が来ない?
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた