中国製EVバスに深刻なセキュリティリスク 中国製品に潜む安全保障リスク
ノルウェー最大の公共交通事業者ルーター(Ruter)は10月28日、中国製電気バスに深刻なセキュリティホール(欠陥)が見つかったと発表した。
ルーターは、欧州ではシェアトップを占める中国バスメーカー、宇通(Yutong)が製造した電気バスを使用しており、ルーターは先月28日、宇通製電気バスに深刻なセキュリティホールが見つかったと発表した。セキュリティテストを行ったところ、宇通の電気バスにルーマニア製SIMカードを搭載していることが確認されたという。
技術的には、このアクセスを通じてバッテリーや電源供給制御システムなど、車両の中枢機能にも到達可能と判明。ルーターは「理論上、メーカー側が車両を運行不能にすることもできる」と述べており、サイバー攻撃による運行停止や公共の安全への影響が懸念されている。
関連記事
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する
米中会談での合意の欠如は、今後の米中間の地政学的不安定性を示している。ホワイトハウスは中国側によるボーイング機200機および農産物の購入を含む合意事項を発表したが、中共政府側は公に同意していない