アメリカのドナルド・トランプ大統領は10月30日(木)、韓国・釜山の金海国際空港で中国共産党の最高指導者・習近平と会談し、両者にとって6年ぶりとなる初の対面会談を行った。会談後、トランプ大統領は台湾問題について「まったく触れなかった」と述べ、この発言に各方面が大きな驚きを示した。

トランプ・習会談が示す「台湾を語らぬ外交」 沈黙の裏に見える米中台の新戦略構図

アメリカのトランプ大統領は30日、韓国・釜山の金海国際空港で中国共産党(中共)党首 習近平と会談し、両者にとって6年ぶりとなる対面会談を行った。会談後、トランプ大統領は台湾問題については「一切触れなかった」と述べ、各方面に大きな驚きを与えた。

専門家の分析によれば「トランプ・習会談」で台湾問題が議題に上らなかったことは、むしろ台湾にとって好都合であるという。トランプは「台湾は台湾だ」と述べ、インド太平洋新秩序における戦略的なレッドラインを明確にした。これは「台湾問題」を米中貿易交渉などの他の課題と完全に切り離したことを意味しており、中共も、台湾について言及しなかったと見られている。

30日、世界が注目する「トランプ・習会談」が韓国・釜山で正式に開催された。トランプ氏と習近平は約1時間40分にわたり非公開の会談を行ったが、これは2019年の大阪G20サミット以来、初めての直接的な対面となった。会談後、共同記者会見や共同声明の発表は行われず、台湾問題が議題に含まれたかどうかについても、双方とも一切言及しなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
自民党の滝波宏文参院議員は米ワシントンで、共和党のトム・ティリス上院議員、民主党のアミ・ベラ下院議員とそれぞれ会談した。滝波氏によると、台湾を含む第1列島線の防衛が重要であり、米軍がグアムなどの第2列島線まで後退することは「絶対にあり得ない」との認識で一致した
86歳で22年間年金を受け取れない人、10年間支給を止められ廃品拾いで暮らす81歳、出所後に年金と住まいを失った80代。中国で法輪功学習者の老後保障が失われる事例が相次いでいる。年金停止の法的根拠はどこにあるのか
イランの貨物船が9月13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けた。また、イランが支援するフーシ派はサウジアラビアへの新たな攻撃を表明した。地域の海運と石油供給の安全を巡る懸念が強まっている。
中共が3月に打ち上げた偵察衛星が地球周回軌道上で崩壊し、少なくとも43個の宇宙デブリが確認された。原因は不明。一方、米国は宇宙兵器を配備していることを初めて公に認めた
ICIJの調査で、中国工商銀行が制裁下でもロシアやベラルーシの制裁対象企業との取引を続けていた実態が判明。ロシア産鉱物を中国で加工し「中国製」として制裁を回避する案を協議していたことも明らかになった