「治療より売上」──歪んだ医療現場の縮図
患者が増えて「おめでとう」 中国の病院の「お祝いポスター」に非難殺到
中国・甘粛省蘭州市の総合病院で、外来患者数の「記録更新」を祝うポスターを公表し、世間の怒りを買っている。
病気に苦しむ人の数を「成果」として祝う姿勢に、医療が本来の使命を失った中国社会の病巣が浮かび上がった。
蘭州蘭石医院は10月中旬、院内やネット上で、赤い背景に金色の文字で飾られたお祝いポスターを公表した。赤と金は中国ではどちらも祝いや繁栄を象徴する色で、結婚式や新年などの場でよく使われる。そのポスターには「再び好成績を達成」「9月の外来患者7577人、手術426件」「10月初日だけで451人を受け入れた」などと記されていた。
関連記事
習近平氏は9月の訪米を通じ、米中関係の安定と経済・貿易摩擦の緩和を目指すとみられる。体制内関係者は、第21回党大会を前に経済立て直しと党内安定のための「時間稼ぎ」だと分析する
中国では新型コロナの感染が繰り返される一方、高リスクな生物研究やAIと生物学の融合も進んでいる。微生物学者の林暁旭氏が指摘する、中国で重なり合う生物学的リスクとは何か
中国の反体制活動家・沈啓家氏が命懸けで欧州へ脱出し、ドイツで庇護を申請した。クロアチア国境の山中では負傷し、道中では越境を試みる多くの中国人と出会ったという
中国で新たな出入国管理規定が9月15日に施行された。人権団体によると、裁判文書で「出国制限」に言及した件数は2016年の89件から2025年には18万8760件に増え、2100倍以上となった。
「これ何の肉?」中国・重慶の宅配麺から、ペット用とマイクロチップが出てきた