ホテルで「強制放送」始まる
テレビをつけた瞬間「洗脳開始」 中共の官営放送が流れる日常
中国共産党政権が、国民への「思想統制」をいっそう強めている。
国家広播電視総局(放送管理当局)と公安部はこのほど、全国のホテルに対し「テレビを起動すると自動的に官営放送が流れる」設定を義務づけるよう通達を出した。表向きの理由は「宿泊客の利便性向上」だが、実際には低迷する官営メディアの視聴率を底上げし、政権の宣伝内容を国民に半強制的に刷り込む狙いがあるとみられている。
新たな指示によると、テレビをつけると自動的に中国中央電視台(CCTV)のニュースチャンネルが全画面で再生され、他の番組を見るにはリモコン操作が必要になる。当局は「広告なしで便利」と強調するが、ネット上では「まるでジョージ・オーウェルの『1984年』そのもの」「広告の方がまだマシ」と皮肉る声が相次いでいる。
関連記事
中国で客がAIに暴言を吐いたら、AIも暴言で応戦。映画チケットの返金トラブルが、まさかの「人間VS AI」の口げんかに
中国の観光地で「買ったら負け3点セット」知ってる?
中共は、党員数が1億人を超えていると称しているが、過去数十年間、国内での人の移動や出国、人々の意識の変化などを背景に、党員は党組織から徐々に離れるようになった。党が最も恐れているのは、公に離党を表明され、不利な政治的影響が生じることだという
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
映画「国家の臓器」の上映をめぐり、台湾の配給会社に脅迫相次ぐ。爆発物を仕掛けるとの脅迫も。6日、責任者は台北でデモと上映会を開催し「恐怖を打ち破る」と上映継続を表明。中国当局による「越境弾圧」を指摘する声も上がっている