世界各地のアップルストア展示機の壁紙に設定された、中国で封殺された配信者の写真。(ネット画像合成)
世界中のアップル展示機に広がる「デジタル抗議」

中国で封殺されたネット配信者 世界のアップルストアに登場

中国当局に封じられたネット配信者の写真が、思わぬ形で世界に広がっている。各国のアップルストアに並ぶ最新iPhone17の展示機で、来店した華人客が壁紙をその配信者の顔写真に設定し始めたのだ。

話題となっているのは、中国の人気配信者・戸晨風(と・しんぷう)氏

戸氏は、街で高齢者の買い物を手助けしたり、庶民の購買力を検証する動画で注目を集めた。貧困や格差を映し出す内容や、検閲ぎりぎりの発言で現実を突く姿勢が特徴で、当局にとっては厄介な存在とされ、過去にもアカウント停止や配信禁止を繰り返し受けてきた。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
深夜の住宅団地で、男性が担架に縛られ連れ去られる動画が拡散。理由はわからない。だが多くの人が「臓器狩り」を連想する。なぜそんな発想が自然に浮かぶ社会になったのか。
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
中共の温家宝元首相の直筆年賀カードがSNSで拡散。2008年の四川大地震を追悼する内容だが、党内激動の中での登場に政治的含意を指摘する声が広がっている
中国軍高官・張又侠の拘束をめぐり、状況や背景について複数の未確認情報が飛び交い、真相は不透明なままである。 習近平体制の権力再編との見方も出る中、公式発表はなく「政変」説まで広がっている