母親失踪、頼れる親族なし 託児費も払えず、幼子を駅前に残すしかなかった父親の現実
中国・深センの地下鉄出口に置き去りの幼子3人【動画あり】
中国・広東省深センの地下鉄11号線・宝安駅の出口で、3歳の男児と1歳半の双子の妹が長時間放置されていた。撮影日は9月16日。周囲に大人の姿はなく、一人は走り回り、もう一人は敷物に横たわり、さらにもう一人は通行人に手を振っていた。そばにあったのは水とわずかな食べ物だけ。
その光景を収めた動画は瞬く間に拡散し、世論を炎上させた。父親は生活費を得るため、バイクで客を運んでいたという。
炎上を受けて複数の中国メディアが報じ、父親の何さんは取材に応じた。数か月前に妻が失踪し、両親もすでに亡くなっているため、頼れる親族はいないという。唯一の収入は街を走り回って客を拾うバイクタクシーで、月2千元(約4万円)の託児費すら払えなかった。彼は「子どもを駅前に座らせ、顔見知りの同業者に気づいたときだけ見てもらうしかなかった」と明かし、「三人とも聞き分けがよく、疲れれば寝て、腹が減れば肉まんや菓子を買って食べさせている」と語った。
関連記事
中国の企業・政府・家計の債務残高が、2025年末にGDPの約3倍に達した。政府の利払い費は財政収入を上回るペースで増加。不動産不況による地方財源の縮小や過剰投資も重なり、景気を下支えする政策の余地が狭まっている
中共は、党員数が1億人を超えていると称しているが、過去数十年間、国内での人の移動や出国、人々の意識の変化などを背景に、党員は党組織から徐々に離れるようになった。党が最も恐れているのは、公に離党を表明され、不利な政治的影響が生じることだという
中国銀行業は利益減少と不良債権増加が同時進行し、利ざやは警戒水準を下回った。表面上は安定を装うが、地方債務や不動産問題など簿外リスクが拡大。外資の撤退も進み、構造的な脆弱性が鮮明になっている
4月の対中直接投資は前年比26.1%減。債券売却やデータ規制強化を背景に外資撤退が進行し、景気減速も鮮明に
4月8日、習近平は中国国防大学で行われた全軍高級幹部向け研修の開講式に出席したが、出席した上将はわずか3人だった。国防大学学長の肖天亮上将は姿を見せていなかった