日本銀行の看板(shutterstock)

ETF売却を決定 日経平均 一時800円超下落

日銀は9月19日の金融政策決定会合で、保有するETF(上場投資信託)とJ-REIT(不動産投資信託)を市場で売却すると発表した。2024年から新規買い入れを停止していたが、今回初めて「売却」に踏み出す。この発表を受け、午後の東京株式市場では日経平均株価が急落。18日の終値に比べて下げ幅が一時800円を超えた。

売却ペースはETFについて簿価で年間3300億円程度、時価では約6200億円に相当するとし、REITも年間約50億円を売却する。市場に攪乱(混乱やかき乱す要素)的な影響を与えることを避けるため、売却規模は市場全体の売買代金の0.05%にとどめる方針だ。

政策金利は現行水準を据え置き、追加利上げは見送った。日銀は米国の関税政策が日本経済や物価に与える影響を慎重に見極める必要があると判断した。

▶ 続きを読む
関連記事
過去の停戦局面を野村證券ストラテジストが検証。日米の株価指数は停戦の3〜4週間前から上昇傾向
30日の金融市場は、株価の急落と急激な円安が同時に進行した。これを受け、財務省の三村淳財務官は就任後初めてとなる強い表現で為替介入の可能性を示唆し、市場を強く牽制した。
積水化学工業と子会社の積水ソーラーフィルムは2026年3月27日、次世代太陽電池として期待されるフィルム型ペロブスカイト太陽電池「SOLAFIL(ソラフィル)」の事業開始を正式に発表した。日本国内メーカーによるペロブスカイト太陽電池の発売は今回が初めてだ。
高市総理大臣は3月26日、総理大臣官邸で令和8年第3回経済財政諮問会議を開催した。高市政権は、現在の日本経済が「過度な緊縮志向」と「未来への投資不足」に陥っているとの認識に立ち、国が投資を呼び込む姿勢への転換を打ち出している。
高市総理は来日中のIEAビロル事務局長と会談。緊迫する中東情勢を受けたエネルギー安全保障の重要性や、史上最大規模となる石油備蓄の協調放出、重要鉱物分野での連携強化について意見を交わした