米国務長官 中米国民にビザ制限 中共のために意図的行動した人物を対象
マルコ・ルビオ米国務長官は9月4日、中米地域で中国共産党(中共)のために意図的に行動し、法の支配を損なっているとされる人物を対象に、新たなビザ制限を課す方針を明らかにした。
ルビオ氏は、声明で「アメリカは中米における中国(中共)の腐敗した影響力に対抗し、法の支配を覆そうとする中国の試みを阻止することに尽力している」と強調した。
新たな方針では、中米地域で中共のために意図的に行動し、法の支配を損なう活動を指揮、承認、資金提供、または重大な支援を行った中米地域の諸国民に対し、ビザ発給を制限するとしている。
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