天安門広場を巡回する中国の警察官。(Frederic Brown/AFP via Getty Images)
「すべてを危険視する国家」

中国警察の内部文書流出 「安定維持は社会の隅々まで」

2025年7月23日、中国公安部の亓延軍(き・えんぐん)副部長が国務院の記者会見で堂々と「中国は世界が認める最も安全な国の一つである」と言い放った。何を根拠に言っているのか皆目見当もつかないが、中国共産党は自国を「世界一安全」と自称している。しかしその「安全」の実態は、不都合な声を徹底的に消し去り、あらゆるものを危険視する統制の上に成り立っているにすぎない。

 

 

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