サントリーホールディングスは9月2日、新浪剛史代表取締役会長1日付で辞任したと発表した。(TORU YAMANAKA/AFP via Getty Images)(KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

サントリー記者会見 新浪会長辞任 大麻所持疑惑で捜査受け

サントリーホールディングスは9月2日、新浪剛史(にいなみ たけし)代表取締役会長(66)が大麻所持禁止法違反の疑いで福岡県警の捜査を受けたことを受け、1日付で辞任したと発表した。

同社によると、辞任は本人からの申し出によるもので、取締役会が承認した。サントリーは午後3時から緊急記者会見を開いた。鳥井信宏社長と山田賢治副社長が出席した。

鳥井社長は会見で、「皆様にご心配、ご迷惑をおかけすること、心よりおわび申し上げます」と陳謝し、経営の継続に万全を期すと強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている