イメージ画像。(謝平平/大紀元)
数百万人を巻き込んだ投機狂乱の結末

中国で「プーアル茶」バブル崩壊 値崩れ8割超 愛好家も壊滅的損失

プーアル茶は時を経るごとに風味が変化する。三年ごとに小さな移ろいを見せ、五年で大きく変わる。その熟成の妙こそ、人々を魅了してきた最大の魅力である。しかし今、その中国のプーアル茶市場が未曾有の危機に直面している。

高級茶葉の象徴とされた大益(だいえき)ブランドをはじめ、名だたる銘柄がピーク時から八割以上も値を下げた。かつて「一片茶葉一克金(茶葉は金と等しい価値)」とまで称され、投資対象として脚光を浴びた逸品は、いまや「倉庫に山積みでも買い手なし」という惨状へと転じている。

代表的な事例として、大益(だいえき)の「軒轅」シリーズの茶餅(円盤状に成形したプーアル茶、約15キロ)は、2017年に約112万円で取引され、2021年には約3000万円まで急騰した。しかし今年6月には約620万円へと急落している。銘柄や価格帯を問わずプーアル茶は概ね八割以上の下落を記録し、市場では数千億元、すなわち数兆円規模の価値が事実上一夜にして蒸発しました。

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