「知って欲しい」 生体臓器収奪の実態伝えるポスター展がとしま区民センターで9月開催
中国で行なわれている生体臓器収奪の実態をポスター画で伝えるポスター展が9月11日(木)〜9月15日(月・祝)としま区民センターのエントランスで展示される。
2020年、SMGネットワーク(中国における臓器移植を考える会)、韓国臓器移植倫理協会(KAEOT)、台湾国際臓器移植関懐協会の日台韓3団体が合同で、中国で行なわれている生体臓器収奪の実態をポスターで伝えようと、世界中のアーティストたちに呼びかけ、ポスターデザインコンテストを開催した。
公募には70か国から1049点の作品が集まった。アメリカ、スウェーデン、イタリア、日本、韓国、タイなどから審査員を招き、最終的に49作品が選出され、今回、その作品の一部が展示される。
そして期間中の13日(土曜日)、としま区民センター 601・602会議室(6階)では14:00から、中国の違法臓器収奪の実態を暴露したドキュメンタリー作品「ヒューマン・ハーベスト」が上映される。
「ヒューマン・ハーベスト」は国際的に放送界最高峰の作品に与えられる米ピーボディー賞と英AIBメディア・エクセレンス賞で受賞しており、中国の生体臓器移植の実態を知りたい人にとってはよい機会となるだろう。
移植臓器が慢性的に不足している日本。待機患者が多い一方、脳死移植の普及が遅れ、中国へ渡航移植に行く日本人も増えている。
中国の移植臓器は1〜2か月以内、時には数週間という短期間で自分の身体にフィットする臓器が見つかる。しかしそこには生体臓器収奪という大きな人道的犯罪が隠されている。
数々の調査で、中国の移植手術のドナーが需要に従って随意に選ばれ、生きたまま臓器を収奪され殺されている事が判明している。ドナーは法輪功の学習者やウイグル人など罪なくして拘束されている「良心の囚人」たちだ。臓器は今現在も高い値段で取り引きされ、現在も犠牲者は増え続けている。
これはもう中国国内だけの問題ではない。日本も中共がしでかした歴史上かつてない人道的犯罪に巻き込まれている。知らなかったではすまされない事態がすぐそこにある。