中国製コロナワクチン接種後に白血病を発症し、補償を求めて陳情した結果、投獄された趙雅静さん。現在も獄中にあり命の危機に直面している。(左)結婚当時の趙雅静さん。(右)ワクチン接種後に白血病を発症し、病に苦しむ姿。(スクリーンショット)
届かぬ補償 黙殺される声

中国製コロナワクチン接種後に白血病を発症 治療も受けられず投獄された中国の女性

病と闘うべき人が、なぜ獄中にいるのか。

中国・山西省晋中市で、中国製新型コロナワクチン接種後に白血病を発症した女性・趙雅静(ちょう・がじょう)さんの釈放を求める署名活動が広がっている。

趙さんは2021年、地元政府の強制により中国科興(シノバック)製ワクチンを2回接種。その後、急性骨髄性白血病を発症した。夫と共に治療費を巡って陳情を続けたが、当局から「騒乱挑発罪(中国語:尋衅滋事罪)」で起訴され、昨年11月に懲役2年9か月を宣告された。拘束からすでに7か月以上が経過し、体調は急激に悪化しているという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の農村で高齢者の自殺が増え続けている。理由は貧困でも病気でもない。「子どもに迷惑をかけたくない」という思いだった。制度が支えない社会で、老人たちは声を上げることもなく静かに消えていく
中国共産党国防部発表で、中央軍事委副主席・張又俠と参謀長・劉振立が「重大な規律・法律違反疑い」で調査中。1月の高官研修欠席で憶測広がり、独立評論家は軍高官17名拘束を指摘。法学者は習近平政権の軍粛清が党衛軍を脆弱化させると分析
中共国家統計局が12月青年失業率16.5%(4か月連続低下)と発表も、専門家は「農民工除外で実態反映せず」「隠れ失業過多」と指摘。大学卒1222万人超の就職難が深刻化、中国経済悪化の警鐘
中共第20期四中全会向け特別研修班開講式で、中央軍事委副主席張又侠ら高官が欠席。北京市軍関係者の招集、張又侠親族連行の情報も。習近平と張の対立か、軍権再編の兆しと評論家分析
中国で旧正月を前に農民工の賃金未払いが深刻化。天津、貴州、重慶などで抗議相次ぎ、飛び降り事件も。経済低迷と財政逼迫が社会不安を煽る