米議員が国務省に 中共の臓器収奪の懸賞付き調査を要請

米議会の複数議員が米国務省に書簡を送り、現行の「正義への報酬プログラム」など既存制度を活用し、中共が主導する生体臓器摘出および臓器売買の犯罪を懸賞付きで調査および摘発するよう求めた。

米下院「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」のクリス・スミス共同議長、「米国と中国共産党間の戦略的競争に関する特別委員会」のジョン・ムレナー議長及びニール・ダン議員は、8月7日付でマルコ・ルビオ国務長官に連名で書簡を送り、国務省に対し「正義への報酬プログラム」など現行の制度を始動し、中共政権が主導する生体臓器収奪と臓器売買の実態を解明し、摘発するよう強く促した。

クリス・スミス議員は声明で次のように述べた。

「中共が築き上げた臓器売買帝国は長年にわたり横行してきたにもかかわらず、制裁されることなく、法輪功学習者、良心の囚人、少数民族が生体臓器収奪という非人道的扱いを受け、高官はこれを利用して利益を得ている」

▶ 続きを読む
関連記事
新唐人テレビ記者・李佳音:強制的な生体臓器摘出を実際に目撃・経験した鄭治医師が涙ながらに内幕を暴露した。程佩明 […]
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
中共による生体臓器収奪問題を扱ったドキュメンタリー映画『国家の臓器』の上映会が10日夜、参議院議員会館で開催された。出席した国会議員や有識者からは「実態は想像をはるかに超えている」「強い衝撃を受けた」といった声が相次いだ。