管理会社への不満と監督体制への疑問高まる
中国大都市で相次ぐ水道汚染 杭州に続き深圳でも
中国の都市部で水道水の安全を巡る不安が広がっている。浙江省杭州市余杭区では7月に悪臭水騒動が発生し、数千世帯が影響を受けた。当局は藻類汚染が原因と発表したが、「汚水管が接続された」との内部告発もあり、真相に疑念が残った。その余波が冷めぬ8月初旬、同市で再び水質異常が発生し、不安と怒りの声が再燃している。
同じ頃、広東省深圳市南山区の集合住宅でも、水道水から異臭がするとの通報を受けて検査が行われ、基準を超える大腸菌群(ふん便等による汚染が疑われる)が検出された。原因は地下階の集水ピットから二次供水ポンプ室への雨水や汚水の漏れ込みとされる。今回の事態は、住民の訴えによって初めて発覚したもので、管理会社が事前に把握していなかったことに強い不満が噴出。「管理会社を替えるべきだ」との声まで上がった。
深圳ではわずか1カ月前にも別の地域で水質異常が報告されており、市民の間では水道への信頼が揺らいでいる。SNS上には「大都市なのに飲み水の安全すら保障されないのか」との嘆きや、監督体制の不備を批判するコメントが相次いでいる。
関連記事
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
今年の中国旧正月、市場は閑散。収入安定層さえ財布の紐を固く締め、買い控えが鮮明に。お金があってもなくても消費せず、経済不安が庶民を直撃。北京や地方で同様の冷え込み
海外華僑が帰国、上海・南寧・済南で閑散とした街並みに驚愕。昼間の人影なし、商業施設空洞化。物価は五つ星ホテル食が1400円、大気汚染深刻化。過度競争のデフレが原因か
旧正月前に建設業中心に未払い賃金抗議が拡大した。クレーン登頂や自殺未遂、殺人事件も。背景に不動産不況と財政悪化
七つの太陽と光の輪。2026年は中国で「赤馬紅羊」と恐れられる動乱の年である。